人もペットも暮らしやすい住まいに

現在犬や猫を飼っている世帯数は20%以上といわれており、今やペットも住まいで暮らす家族の一員といえでしょう。
しかしお住まいは、人が生活するためにつくられているものの為、人にとっては住みやすい工夫が施されていたとしても、それがペットにとって住みやすい家であるとは限りません。
人も、ペットも快適に生活を送るためにも、ペットリフォームすることをオススメします。
ペットリフォームのポイント

ペットと暮らす家のリフォームは、大がかりな工事が必要なものから比較的容易にできるものまでさまざま。
こちらでは、そんなペットリフォームのポイントを紹介します!
まずは気になる! ニオイの軽減!
一緒に生活している家族は気づきにくいペットのニオイも、来訪されたお客様にとっては、不快な思いをされる可能性があります。
ペットのニオイが染みつくのは、主にクロスや床材。
アンモニアやトリメチルアミンといったニオイの原因物質が付着することで発生します。
そのためクロスを脱臭効果の高いものに変えるだけでも、特有のニオイはずいぶんと軽減されます。
抗菌性の高いものや、傷がつきにくきものもありますので、ご家庭のペットの性格なども考慮して選ぶと良いでしょう。
足腰に負担大! 床の滑り
つるつると滑るフローリングなどの床材は、ペットにとって非常に大きな負担になります。
ペットが歩行する時の滑りに配慮した加工の床材なら、ペットの足腰の負担を軽減し、キズもつきにくくなります。
食べこぼしや、抜け毛といった日常的な汚れにも効果のある加工が施されたものもありませので、お掃除も簡単になるでしょう。
ストレス軽減
人とペットが一緒に生活する空間において、お互いのストレスを軽減する工夫も大変重要です。
たとえば、ペット専用ドアの設置。
「部屋の空調効率を上げるためにドアを閉めておきたいけど、ペットが自由に家の中を行き来できるようにもしてあげたい。」
といった場合も、ペットドアを設置することで解決するでしょう。
とくに猫は習性上、自由気ままに過ごせる環境が必要です。
キャットウォークの設置や、安心して安らげる専用のスペースを用意するなど……
人とペットがともにストレスを感じにくい空間づくりを心がけましょう。