リフォームの費用
「そろそろ家をリフォームしたいな……」
「トイレの詰まり、どこに依頼しよう……」
「キッチンを新調したいな!」
「先のことも考えて、浴室をバリアフリーにしたい」
リフォームを行う理由は様々ですが、共通しているのは費用が気になるということ。
依頼する業者・見積り担当者・大工・リフォーム箇所・現場の状態などで価格に幅が出てくるため、相場や目安になる値段の算出は難しいでしょう。
そのようなことを踏まえて、こちらではリフォーム費用の構成などをご紹介します。
これを見ればリフォームにかかる費用のからくりが分かるかも!?
リフォーム費用の構成
リフォームの費用は、商品代と工事費を足したもの。
「商品代」は設置する商品の価格を指します。
例えばトイレのリフォームを行う場合、
A社:ウォシュレット付きの洋式便器 75,000円
B社:ウォシュレット付きの洋式便器 100,000円
C社:ウォシュレットなしの洋式便器 30,000円
といったように、商品本体の種類や機能によって商品代が変わります。
さらに、リフォーム費用を構成しているもう一つの要素である「工事費」は、より複雑です。
例えば、
□ 配管交換が必要なリフォームか、そうでないリフォームか
□ 便器を和式から洋式に変更するのか、洋式から洋式に変更するのか。
□ 日当18,000円の職人3名が工事を1日で完了させる場合
□ 日当28,000円の職人2名が工事を2日で完了させる場合
このように、工事方法や職人の給与・人数などによっても変動が生じてしまうことに。
こういった理由から、相場や目安を算出しにくいため、見積りは3~4社に依頼されることをおススメしているというわけです。
追加工事の有無を確認しましょう
費用に大きな差が生じるため、リフォームをお考えの際は3~4社に見積り依頼をして比較・検討してみるのがおススメ。
しかし、見積書の額面と実際のリフォーム費用に差が出ることもしばしばあります。
なぜ見積書どおりの額面にならないのか?
それはリフォーム工事を開始した後、追加工事が必要になってしまうことがあるからです。
例えば、床の腐食が想定していた以上のものだったり、構造の不具合を発見した場合は、見積り時の箇所とは別の箇所の工事も同時にしなければなりません。
そのような差をできるだけ小さくするために、見積書どおりに工事ができるのか、見積り料金に追加工事費が含まれているかを事前に確認しておきましょう。